更新日: 2024年04月01日

鉄道フェスティバルとは?国内最大級の鉄道イベントの見どころを解説

国内最大級の規模を誇る鉄道イベントの鉄道フェスティバルは、コアな電車ファンや、日頃から利用している電車の魅力に触れてみたい方におすすめのイベントです。毎年10月の鉄道の日前後に開催される一大イベントの見どころを事前に知っておけば、当日スムーズにブースを回ったり、自分に合った楽しみ方をみつけられます。そこで最新のイベントが開催される前に、過去に開催されたイベントから見どころ、魅力を解説するのでお出かけ時の参考にしましょう。

鉄道フェスティバルとは

鉄道フェスティバル 出店ブースイメージ
▲鉄道フェスティバル 出店ブースイメージ
鉄道フェスティバルは、鉄道の日実行委員会が主催している全国の鉄道事業者・団体が一同に会し、ブース出店、グッズ販売が行われる大規模イベントです。

10月14日の「鉄道の日」前後の開催が多く、日本各地から鉄道ファンが訪れるほどの人気を誇ります。

2022年までは、日比谷公園(東京都千代田区)で行われていましたが、2023年は園内の再生整備工事に伴い、会場をお台場(東京都港区)に移して開催されました。

この記事では、第30回鉄道フェスティバルの様子から、2024年も開催が予定されている一大イベントの予習してみましょう。

鉄道フェスティバルの参加企業

鉄道フェスティバルを主催する鉄道の日実行委員会は、JR、民営鉄道、日本旅行業協会など、鉄道関連の諸団体が立ち上げた団体です。

そのためJRのみならず、交通新聞社、日本民営鉄道協会、関東鉄道、フジテレビジョンなど多様な企業のブースが出店されています。

特にJR系列の企業のブースはグッズ販売から記念撮影スポット、子供向けの職業体験までさまざまです。会場展開や出展ブースは毎年変わるため、2024年の開催がより待ち遠しくなります。

鉄道フェスティバルの基本情報

鉄道フェスティバルは、毎年開催場所や出展企業が異なるイベントです。2023年開催の第30回鉄道フェスティバルを参考に、開催期間や料金などの基本情報をみていきましょう。

<鉄道フェスティバル開催概要>
開催場所:お台場イーストプロムナード「石と光の広場」「花の広場」
※2022年までは日比谷公園
開催期間:毎年10月の鉄道の日前後の土日(2日間)
開催時間:10:00~17:00
問い合わせ:鉄道の日運営事務局(電話番号は毎年詳細発表時に公開)
料金:終日無料
天候情報:荒天中止、雨天決行
※基本情報は2023年開催の第30回鉄道フェスティバルを参照しています。
「鉄道フェスティバル」の詳細はこちら

鉄道フェスティバルの見どころを紹介

鉄道フェスティバル イメージ
▲鉄道フェスティバル イメージ
鉄道フェスティバルは、コロナ禍や自然災害などのイレギュラーを除き、毎年10月の「鉄道の日」前後に開催されている年に一度の大イベントです。

ここからは、2024年に開催予定の鉄道フェスティバルに足を運ぶ予定の方に向けて、第30回を参考に出展ブースや見どころを解説していきます。

1.行列ができるほど人気の「物販コーナー」

鉄道フェスティバル 物販コーナーイメージ
▲鉄道フェスティバル 物販コーナーイメージ
JR、私鉄各社のブースの中でも鉄道グッズを扱う物販は行列ができるほどの人気コーナーです。中には会場先行販売のグッズもあり、特に翌年のカレンダーはいち早く手に入れることが出来ることから、毎年人気のグッズです。

また、関東のみならず地方の鉄道各社も出店しており、普段なかなか足を運びにくい地域のグッズにも出会うことが出来ます。

鉄道グッズのほかにも、実際に車両や駅で使われていた路線図や鉄道部品など、鉄道ファン垂涎のお宝が販売されることもあります。
関連記事:【2023年レポート】(10月8・9日開催) 第30回鉄道フェスティバルに「JR東日本」ブース出展!

2.鉄道好きの心をくすぐる「ステージプログラム」

鉄道フェスティバル会場内のステージでは、鉄道好きの好奇心をくすぐるようなステージプログラムが開催されます。

第30回鉄道フェスティバルでは、鉄道関連の知識をゲーム形式で深められる「鉄道クイズアラカルト」や各地の鉄道を映像で鑑賞できる「全国鉄道映像大集合」などプログラムや好奇心をくすぐる展示で、多くの鉄道ファンが楽しみました。

3.思い出作りにぴったりな「記念撮影スポット」

鉄道フェスティバル 記念撮影スポットイメージ(2022年開催時)
▲鉄道フェスティバル JR貨物の記念撮影スポットイメージ(2022年開催時)
鉄道フェスティバルを訪れた記念の一枚を取るなら、記念撮影スポットを活用しましょう。

第30回鉄道フェスティバルでは、JR貨物ブース内にあるEF210型電気機関車を模した写真撮影スポットやエンブレムボードなどが撮影スポットとして人気でした。

4.親子で楽しめる「体験コーナー」

鉄道フェスティバル 子ども駅長制服体験コーナースポットイメージ
▲鉄道フェスティバル 子ども駅長制服体験コーナーイメージ
普段はできない鉄道関連の職業体験ができるのも鉄道フェスティバルの見どころです。スタンパーによる検札体験では、カチッという音が心地よいスタンパーを使って、駅員さんのように日付や社名を乗車券に捺印できます。

また、「子ども駅長制服体験コーナー」など小さなお子さまでも楽しめる場所もあります。

5.鉄道ファンでなくても楽しめる「プロの実演」

鉄道フェスティバル 実演コーナーイメージ
▲鉄道フェスティバル 実演コーナーイメージ

第30回鉄道フェスティバルのJR東日本ブースの中には、社員が実演してくれるトレインシミュレータのコーナーがありました。
実際の運転さながらの臨場感がある実演は、鉄道ファンでなくとも見入ってしまうほどのプロの技を体感できます。

実演コーナーの有無や内容は毎年変わるため、その年ごとに発行されるリーフレットや公式ホームページの発表などで確認してみてください。

展示や体験に物販まで!見どころ満載の鉄道フェスティバル

鉄道フェスティバルには、展示・体験・物販など多様なブースがあるため、コアな鉄道ファンから初めてフェスを訪れる方まで幅広く楽しめるイベントです。

毎年展示内容を変えてパワーアップしているイベントなので、紹介した見どころを押さえたうえで2024年以降、開催予定の鉄道フェスティバルに足を運んでみましょう。

「鉄道フェスティバル」の詳細はこちら

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