【JR社員おすすめ】気仙沼市を徒歩で観光！喫茶マンボやポケモンマンホールを巡りました

筆者は普段、JR東日本の仙台エリアの駅業務を担当しています。大学で地理学を学んだことがきっかけでまち歩きが趣味のため、休日は電車や新幹線でさまざまな場所へ出かけています。

この記事では、震災復興応援ボランティアを機に、三陸地方へ何度も足を運んでいる筆者から、宮城県気仙沼市のおすすめポイントをご紹介いたします。
（実際にまち歩きをしながらご紹介します♪）

宮城県気仙沼市は、宮城県の北東端に位置する港町です。漁船が集う港や、安波山をはじめとした山々など、風景が素晴らしい地域です。
フカヒレやカツオ、メカジキ、気仙沼ホルモン、気仙沼いちごなど、グルメの種類が豊富で「美食の街」としての一面も持っています。

これからご紹介するスポットは、それぞれ15分程度で行き来できるので気仙沼の徒歩観光にぴったりです！

はじめに、市内の中心部「内湾」地域にある浮見堂をご紹介します。
浮見堂は、気仙沼湾が日本100景に選ばれた記念に設置された海上のお堂です。青い海と赤い橋のコントラストが美しく、フォトスポットとして人気があります。
気仙沼湾に集まる漁船や、橋、海を眺めながらのんびり過ごすことができます。
ベンチに座って、船の汽笛や、海鳥の鳴き声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

所在地：宮城県気仙沼市魚町2丁目6-7
車のアクセス：仙台方面から：三陸自動車道気仙沼港ICから9分、岩手県方面から：三陸自動車道気仙沼鹿折ICから4分
バスのアクセス：三陸沿岸道路高速バス(仙台空港・仙台駅・気仙沼・宮古線)気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ、市民バス(鹿折金山線)浜町

気仙沼のまちを歩いていると、不思議な道を見かけます。
一般車の道路と垂直に、踏切と一本道があります。踏切の脇には、見慣れない標識も…？

これは、JR気仙沼線 BRTの線路です。
2011年東日本大震災の津波によって壊れた気仙沼線の線路跡地にバス専用道路を整備し、バスを走らせています。（普通乗車券のほか、青春18きっぷ、Suicaなどのご利用でも乗車可能）

まちづくりの段階に合わせてルートを設定でき、まちの発展やお客さまの利便性に寄り添うことを目指しています。
気仙沼市にお出かけの際には、ぜひBRTに乗ってみてください。
（ご当地キャラクターで彩られた車両ラッピングにも注目です）

気仙沼市を知る上で欠かせないのが、市民に愛される観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」です。
ホヤをモチーフにしていて、剣はサンマ、ベルトはホタテ、マントはサメの皮。気仙沼市でおすすめの特産物でできているようです。
まちの至るところに「海の子 ホヤぼーや」を使用した看板があり、お菓子のパッケージデザインにも使われています。（クッキーやお煎餅）

筆者が気仙沼市へ初めて訪れた際は、なんと工事現場のコーンとして登場。
笑顔が可愛くて、見ていると元気が湧いてきますね。

今回のまち歩きの1番のお目当て、「喫茶マンボ」へ。
期間限定のいちごババロアは、自家製のババロアと生クリーム、良質なアイスクリームの上に気仙沼産の新鮮ないちごをたっぷりかけています。気仙沼いちごが旬の時期だけの名物デザートです。
お店のおしゃれな内装も必見です。

所在地：気仙沼市南町一丁目4-1
営業時間：火曜日〜日曜日 11:00〜14:00 17:00〜21:00
定休日 : 月曜日

※いちごババロアの季節は、日曜日のみ営業時間変更→11:00〜19:00（昼休み無し）
※ラストオーダーはいずれも閉店の30分前

喫茶マンボから2分程歩くと、気仙沼のご当地マンホール「ポケふた」があります。ポケモン©のラプラスとイシツブテのタッグが可愛いですね。

宮城県気仙沼市は、自然が豊かで穏やかな雰囲気が流れる素敵なまちです。ぜひ、お友達やご家族と一緒に自然とグルメを満喫しませんか？

※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

「気仙沼駅」へ東北新幹線と在来線で行く際には、事前にえきねっとで予約するのが便利です。また、えきねっとだけで買うことができるおトクなきっぷがあります。商品・列車・区間によって割引率が変わりますが5％～35％割引されますので、ぜひチェックしてみてください！