更新日: 2024年03月28日

「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」2024年4月6日(土)に最初で最後の開催!

バスが顔を揃えて横に並ぶ頭端式(とうたんしき)の新潟駅万代口バスターミナルは、駅前広場の再開発に伴い2024年3月30日(土)をもって廃止され、65年の歴史に幕を下ろして順次解体される。
全国的にファンが多いこのバスターミナルを使用して、廃止後・解体前の2024年4月6日(土)に、新潟交通とJR東日本がイベントを開催する。
65年の歴史の節目となる「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」を解説する。

65年の歴史に幕を下ろす「新潟駅万代口バスターミナル」

新潟駅旧万代口駅舎と頭端式の万代口バスターミナル
新潟駅旧万代口駅舎と頭端式の万代口バスターミナル(画像提供:新潟交通)
1958(昭和33)年に開設された新潟駅万代口バスターミナルは、バスが顔を揃えて横に並ぶ全国的に珍しい頭端式(とうたんしき)。※スイッチバック式ともいう
笛の誘導でバスがスイッチバックする姿や、笛の音そのものが新潟の名物の一つとなっている。

しかし、新潟市による駅前広場の再開発に伴い2024年3月30日(土)で廃止され、高架化した新潟駅直下に新たに設けられたバスターミナルに翌日から機能を移転する。
駅直下バスターミナルへの移転により、JR線から新潟交通路線バスへの乗り換えの利便性が高まる一方で、65年の歴史に幕を下ろす頭端式の万代口バスターミナルとの別れを惜しむ新潟市民や全国のバスファンが訪れ、カメラに最後の姿を納める光景を目にする機会が多くなってきた。

廃止後解体前にJRと新潟交通が惜別イベント「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」を開催

さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日ロゴマーク
新潟の地元市民や全国のバスファンからの声を受けて、路線バスを運行する新潟交通と新潟駅を運営するJR東日本が連携して、2024年4月6日(土)に1日限りで、廃止後・解体前の万代口バスターミナルを活用した最初で最後のファン感謝イベントを開催することを決定した。

解体前のバスターミナルで、最初で最後の思い出作り バスバック誘導体験、路面への落書きなど惜別コンテンツが満載

万代口バスターミナル惜別コンテンツ
(画像提供:新潟交通)
「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」では、廃止後・解体前の万代口バスターミナルにおいて、最後の思い出作りにぴったりなコンテンツを複数実施する。

・笛を吹いてバスを誘導できる「バックオーライ!」バスバック誘導体験
・バスターミナルの床にメッセージや絵を描ける"落書き"バスターミナル
・バスターミナルでゆっくりくつろげる"芝生"バスターミナル
・バスターミナルを上から望める"スカイ"バスターミナル

※イベントによっては事前の申し込みが必要

南口中央広場では「NIIGATA焚火ガーデン」を同時開催

NIIGATA焚火ガーデン
「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」開催日同日、万代口旧バスターミナルから新潟駅直下(新バスターミナル)を抜けて反対側の南口中央広場では、今回で4回目となる「NIIGATA焚火ガーデン」を同時開催する。

新潟駅前の空の下で焚火を囲みながら、キッチンカーで購入したグルメを堪能することが出来るアーバンアウトドアイベントでは、焚火で炙って食べるマシュマロが名物となっている。
こちらの会場には新潟交通高速バス車両を初展示し、バス車内に会場内で購入したグルメを持ち込んで食べることもできる。(高速バスの展示は17:00まで)

空の下で新潟ローカルフードを堪能

NIIGATA焚火ガーデン出店者
「NIIGATA焚火ガーデン」会場には、今回も新潟で人気のローカルフードが勢ぞろいする。
さらに新潟交通のバスターミナル「万代シテイバスセンター」の名物である「バスセンターのカレー」も初めて出店する。

(出店者)
「U.N.B.Y」「Nancy Johnson」「米山咖喱食堂」「Sand&_」「LIFE」「サウザンドストアハウス」「万代シルバーホテル」「JR東日本クロスステーション」

数量限定の新潟交通オリジナルグッズを販売

新潟交通グッズ
(画像提供:新潟交通)
「NIIGATA焚火ガーデン」会場内では、新潟交通グッズも販売する。
新発売の「新潟交通ホイッスル」の購入者は、万代口旧バスターミナルでの「バックオーライ!」バスバック誘導体験に参加可能。(希望者多数の場合は抽選を実施)
また、万代口バスターミナルのイラストがプリントされたトートバッグ、新潟駅新旧のバスターミナルが描かれた「バスセンターのカレー」限定パッケージも販売する。

・新潟交通ホイッスル(300個限定新発売)
・バスセンターのカレーレトルトカレー新潟駅バスターミナル開業パッケージ(200個限定)
・サンキュー万代口バスターミナルトートバッグ(200個限定)

万代口バスターミナルの案内サインやJR鉄道古物も販売

バス古物と鉄道古物
加えて「NIIGATA焚火ガーデン」会場では、万代口バスターミナルで3月30日(土)の廃止まで使用していた案内サインや、新潟エリアのJR鉄道古物も販売する。
案内サインを自宅の駐車場などに設置すればバスターミナルの思い出に永遠に浸ることができるだろう。

・バス・鉄道古物オークション販売(入札時間11:00~13:00、結果発表13:50~14:00)
・鉄道古物定価販売(購入順番券配布10:00~ 販売時間11:00~13:30)
※購入品の梱包や会場からの配送、自宅への設置等全て購入者ご自身で対応してください。

新潟交通路線バス車両「銀バス」車内で古着販売

銀バス古着販売
(画像提供:新潟交通)
さらに「NIIGATA焚火ガーデン」会場には、新潟交通高速バス車両だけでなく路線バス車両(通称:銀バス)も展示され、車内ではなんと古着を販売する。

(出店者)「GU GU GU」、「おたちゅう」、「阿部商店」

旧万代口バスターミナル・南口中央広場両会場でステージイベントを開催

BE THE VOICE、しゃぼん玉かこちゃん、GATA_TETSU
左からBE THE VOICE、しゃぼん玉かこちゃん、GATA_TETSU
●BE THE VOICE(音楽演奏)
・旧万代口バスターミナル 14:30~
・南口中央広場 17:30~
※オリジナルソング「幸せな記念日 ~ありがとう新潟駅万代口バスターミナルバージョン~」を演奏!

●しゃぼん玉かこちゃん(しゃぼん玉ショー・ワークショップ)
・しゃぼん玉ショー  南口中央広場11:30、16:00、万代口バスターミナル13:30
・ワークショップ 南口中央広場14:30-15:30

●GATA_TETSU(バス・鉄道トークショー)
廃止された万代口バスターミナルや、新しくなった新潟駅の魅力を語る。
・南口中央広場13:00~
※GATA_TETSUは本イベントの公式インフルエンサーも務める。

万代シテイから新潟駅南口中央広場までの5ヶ所のクイズに答えると景品をプレゼント

フラッシュプリントクイズラリー景品
フラッシュプリントクイズラリー会場
万代シテイ、新潟駅万代口旧バスターミナル、新潟駅直下新バスターミナル、CoCoLo新潟2階EAST SIDE店内「むすびの広場」、新潟駅南口中央広場の5ヶ所に設置された「懐かしの写真」をスマートフォンでフラッシュ撮影するとクイズの答えが浮かび上がる。

イベントチラシの裏面に5ヶ所分の答えを書いて南口中央広場の受付に持参すると、三ツ矢サイダーまたはカルビークリスプのいずれかとポストカードをセットでプレゼント。
※景品がなくなり次第終了

ストリートピアノの設置とライブペイントも開催

ピアノとライブペイント
全国を巡るストリートピアノ「Kawaii Street Pianoプロジェクト」が旧万代口バスターミナル会場にやってくる。バスターミナルの思い出と共に、お気に入りの曲を演奏することができる。

また、南口中央広場「NIIGATA焚火ガーデン」会場では、横浜出身在住の画家イラストレーター、ペインターのKensuke Takahashiによるライブペイントも実施する。

「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」開催概要

さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日ポスター画像
開催日時:2024年4月6日(土)11時~19時(万代口バスターミナルのみ17時まで)
※荒天時中止(新潟交通HP、各種SNSにてお知らせ)
場所:新潟駅旧万代口バスターミナル、新潟駅南口中央広場 他
主催:新潟交通株式会社、東日本旅客鉄道株式会社新潟支社
後援:新潟市、アサヒ飲料株式会社、カルビー株式会社
協力:スノーピークビルボードプレイス新潟

お問い合わせ:
新潟交通乗合バス部TEL 025-246-6285、ジェイアール東日本企画 TEL025-247-7000
「さよなら新潟駅万代口バスターミナルの日」のプレスリリース

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