【2023年7月配信開始！】JR東日本トレインシミュレータ 山手線DLCで体験できるTASC機能とは？

山手線は、東京都心部の東京・上野・池袋・新宿・品川を一周34.5 km、59分をかけて環状運転している路線で、世界トップクラスの利用者を持つ巨大ターミナルを結ぶ、首都圏の主要路線です。

山手線DLCでは、内回りの大崎駅→大崎駅間を運転することができ、列車の間隔が狭い朝ダイヤ(876G)と、比較的列車間に余裕がある日中のダイヤ(1208G)の2つのダイヤを運転することができます。
運転できる車両は、E235系0番代の11両編成です。

山手線DLC最大の特徴は、「TASC」を使った運転ができる点です。

TASCとは、Train Automatic Stopping Controllerの頭文字を取った言葉で、日本語では「定位置停止装置」を意味します。
主にホームドアがある駅などで、電車とドアの位置を正確に合わせるために使用されており、TASCによって運転士のブレーキを支援して列車を停止させます。

一方で、TASCには自動停車による運転士のブレーキ技量低下などの課題があり、山手線ではこの課題に対応すべく、「マニュアルブレーキを主体としてTASCブレーキを補助」する改良型のTASCを採用しています。

JR東日本トレインシミュレータ 山手線DLCでは、実車同様にこの「改良型TASC」を実装しており、駅停車時にその挙動を体験することができます。

運転開始前にキーボードの「T」キーを操作することで、TASC機能の入切を行うことが可能です。なお、デフォルトでは、TASCは「切」の状態になっています。

駅進入時に停車位置目標に停車できる速度まで手動で減速し、TASCが動作したらブレーキを1ノッチすることで、TASCによるブレーキ補助での停車が可能です。

あくまでも「マニュアルブレーキを主体としてTASCブレーキを補助」するもののため、ホーム進入時の速度が速すぎると、所定停車位置を通り過ぎることがあります。
目安として駅進入時の速度は70km/h程度まで落としておくと安心です。

TASCブレーキの補助により、ホームドア設置駅における停止位置許容範囲である±35cm以内に停車します。

前提として山手線DLC単体では、JR東日本トレインシミュレータをプレイすることはできません。
山手線DLCをプレイするためには、予め基本パックを購入しておく必要があります。

基本パックでは、以下の路線と区間がプレイ可能です。
■ 基本パック
京浜東北線･根岸線　大宮→大船
東海道線　　　　　 東京→品川　　※一部区間を収録
中央線快速電車　　 高尾→八王子　※一部区間を収録
大糸線　　　　　　 松本→梓橋　　※一部区間を収録
4路線セット価格 2,980円

その他、基本パックに収録されている路線の全区間をプレイしたい場合や、基本パック以外の路線をプレイしたい場合には、DLCを購入することで遊ぶことが可能です。

■DLC（ダウンロードコンテンツ）
東海道線　　　　　東京→熱海　　　　3,980円
中央線快速電車　　高尾→東京　　　　2,980円
大糸線　　　　　　松本→南小谷　　　2,980円
埼京線･川越線　　 大崎→川越　　　　2,980円
仙石線　　　　　　あおば通り→石巻　2,980円
京葉線　　　　　　蘇我→東京　　　　2,980円
山手線(内回り)　　大崎→大崎　　　　2,980円
常磐線　　　　　　品川→勝田　　　　3,980円
信越本線　　　　　直江津→新潟　　　3,980円
(2023年9月現在/配信路線は随時拡大中)

１　実写映像を用いたリアルな運転体験
シミュレータに使用されるのは、JR東日本で実際の車両を用いて撮影した高精細の映像で、JR東日本の運転士と同じ目線で運転を体感できます。

２　実際の車両から収録したリアルな走行音
シミュレータ上で発せられる車両や線路からの音は、JR東日本で実際の車両を用いて収録したものを使用しており、実際の運転士が運転しても違和感の無い、リアルな走行音を体感できます。

３　忠実に再現された運転台機器
計器パネルには速度計などが実際の車両と同じように表示され、運転操作や速度などに応じて忠実に動作します。
音声や計器パネルの表示は、体験する車両の形式が変わるとその車両のものに切り替わります。

「JR東日本トレインシミュレータ」をプレイするには、推奨スペックを満たすプレイ環境が必要です。
一般的な家庭用のパソコンでは、動作しない可能性が高いため、ゲーミングＰＣと呼ばれるようなハイスペックＰＣを用意しましょう。

新規DLC路線の配信などの最新情報は、Steamの「JR東日本トレインシミュレータ」をご確認ください！

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