更新日: 2024年03月15日

「JR東日本トレインシミュレータ」で遊びたい!家庭で遊ぶための5つのSTEP

2022年9月にPCゲームプラットフォーム「Steam」にて発売を開始した「JR東日本トレインシミュレータ」。遊んでみたいけど、何をしたら良いか分からない…。そんなあなたに、家庭用のPCで本格的な運転シミュレーターが気軽に楽しむために行う導入の5つのSTEPをご紹介します!

公式が配信!「JR東日本トレインシミュレータ」って?

JR東日本トレインシミュレータ 出典:https://www.jreast.co.jp/simulator/
▲JR東日本トレインシミュレータ 運転体験イメージ(山手線DLC)
「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発・配信している、PC用シミュレーションソフトです。

業務用に搭載されている異常時対応など一部の機能は省略されていますが、JR東日本で実際の車両を用いて撮影した高精細の映像や音源を使用しており、実車に則した保安装置の挙動と合わせてリアルな運転体験ができます。
乗務員区で実際に使用されている訓練用のシミュレータ
▲乗務員区で実際に使用されている訓練用のシミュレータ
ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて行われており、後述のスペックを満たすものであれば、ご家庭のPCでプレイすることが可能です。なお、配信対象はPCのみで、スマホやタブレットPC、家庭用ゲーム機ではプレイすることは出来ません。

買い切り型のゲーム機とは違い、随時アップデートにより機能改修がされる点が大きなポイントです。
JR東日本トレインシミュレータ 公式サイト

STEP1:まずは自分のパソコンのスペックを確認しよう

トレインシミュレータ
ハイエンドPCで動作させることが前提の業務用のシミュレータがベースになっているため、求められる動作スペックが高いのが特徴です。

まずは、購入する前に使用しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。

自分のPCのスペックを確認する方法(Windows10の場合)

①デスクトップ画面下部にある検索バー(🔎ここに入力して検索)に「dxdiag」と入力
②検索一覧に出てくる「dxdiag」をクリック
③DirectX 診断ツールの「システム」のタブをクリック
 ⇒「システム情報」欄に表示されている「オペレーティングシステム(OS)」、「プロセッサー」、「メモリ」を確認
④「ディスプレイ」のタブをクリック
 ⇒「デバイス」の欄に表示されている「名前(グラフィック)」もしくは「チップの種類(グラフィック)」を確認

必要なパソコンのスペック

システム要件
最低:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 10 (64bit)
プロセッサー: Intel 第6世代 4コア以上 or AMD Ryzen 第1世代4コア以上
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 10シリーズ(VRAM 2GB以上)
DirectX: Version 11
ストレージ: 30 GB 利用可能
追記事項: モニタ解像度 1920×1080 60Hz,DirectX 11.3 が必要

推奨:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 10 (64bit)
プロセッサー: Intel Core i5-6500 or AMD Ryzen 5 1400
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060
DirectX: Version 11
ストレージ: 30 GB 利用可能

参照元:https://store.steampowered.com/app/2111630/JR_EAST_Train_Simulator/?l=japanese
JR東日本トレインシミュレータ Steamストアページ
上記のスペックは、一般的な家庭用のパソコンでは満たしていないことが多く、いわゆる「ゲーミングPC」が必要となります。

推奨スペックを満たしていないと、正常に動作しないことがあります。
特にプロセッサーやメモリー容量が要件を満たしていても、グラフィックが要件を満たしていないことで、正常に動作しない例も多く見受けられます。
オンボード(UHD Graphicsなど)では無く、外付けのグラフィックボードを搭載してるか確認しておきましょう。

また、「JR東日本トレインシミュレータ」は実写映像を使用してるため、多くのデータ容量を消費します。(1DLCあたりのデータ容量はおおよそ20~30GB)
最低でも512GB以上のSSDやHDDのストレージを用意しておくと良いでしょう。
万が一ストレージ容量が足りなくなった場合には、外付けのSSD(もしくはHDD)にゲームデータを移動することも可能です。

なお、対応OSはWindowsのみで、MacやLinuxは動作対象外です。

上記のスペックを満たすゲーミングPCの価格帯は、大体13万円前後からが相場です。
もし自分のパソコンがスペックを満たしていない場合には、以下のようなゲーミングPCの購入を検討しましょう。

ゲーミングPCを買うなら以下のようなものがおすすめです!

Dell G15 5520 ダークグレー NG585-CHLCB 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4580691198140/
▲Dell G15 5520 ダークグレー NG585-CHLCB
ゲーミングノートパソコン「Dell G15 5520 NG585-CHLCB」はこちら
Thin GF63 12V Thin-GF63-12VF-4060JP 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4526541195143/
▲Thin GF63 12V Thin-GF63-12VF-4060JP
ゲーミングノートパソコン「Thin-GF63-12VF-4060JP」はこちら
LOQ Tower 17IRB8 ブラック 90VH004KJP 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4571592721421/
▲LOQ Tower 17IRB8 ブラック 90VH004KJP
ゲーミングデスクトップパソコン「LOQ Tower 17IRB8 ブラック 90VH004KJP」はこちら

その他、用意すると良いもの

最低限、ハードはゲーミングPCさえあれば「JR東日本トレインシミュレータ」をプレイすることが出来ますが、より臨場感を高めて運転したい方は以下のものも併せて用意するのがおすすめです!

ゲーミングPCの他にあると良いもの①【液晶テレビ】

リアリティのあるシミュレータ体験をするのに欠かせないのが、大画面の液晶モニターです。
パソコンモニターでプレイする場合に比べて描写スペースが広い分、視覚的な迫力が増します。
「JR東日本トレインシミュレータ」は、65インチ前後の液晶でプレイした時に丁度良い見え方になるよう制作されているため、最低でも50インチ以上のサイズの液晶モニターがおすすめです。
液晶テレビや液晶モニターでプレイする際には、HDMIケーブルの用意もお忘れなく。
REGZA(レグザ) 55Z570L 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4580652112468/
▲REGZA(レグザ) 55Z570L
液晶テレビ「REGZA(レグザ) 55Z570L」はこちら

ゲーミングPCの他にあると良いもの②【スピーカー】

聴覚的なリアリティの追求も重要です。
実車から収録した車両の音や、線路のジョイント音、駅停車中の環境音をより鮮明にしてくれるのが外付けスピーカーです。
左右の音場(ドアの開閉方向など)が判別しやすくなるとともに、パソコン内蔵のスピーカーでは聞こえなかった音が聞こえるようになり、運転体験の迫力も増しますよ。
クリエイティブメディア GW-T40II-R2A PCスピーカー 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS248-4580181853511/
▲クリエイティブメディア GW-T40II-R2A PCスピーカー
PCスピーカー「クリエイティブメディア GW-T40II-R2A」はこちら

STEP2:Steamクライアントをダウンロードしてアカウントを作成しよう

JR東日本トレインシミュレータが販売されるSteamのストアページ
▲JR東日本トレインシミュレータが販売されるSteamのストアページ
ハードの用意が出来たら、次はソフト側の準備をします。

「JR東日本トレインシミュレータ」は、PCゲームプラットフォーム「Steam」で配信しています。
「Steam」とは、インターネットを介してゲームを購入できるPC向けのブロードバンドプラットフォームです。
Steamのアカウントを作成することで、様々なゲームを購入することができ、アカウントで一元管理することが出来ます。

Steamで遊ぶにはアカウントを作成する必要があります。

Steamクライアントで作成する:
1. Steamアプリケーションをダウンロード&インストールして、Steamアカウントを作成してください(アプリケーションのダウンロードは以下のリンク先を開いてください):

http://store.steampowered.com/about/
2. Steamログインページで「新しいアカウントの作成...」ボタンをクリックしてから、指示に従ってください。

参照元:https://help.steampowered.com/ja/faqs/view/1DED-79C6-0568-A72C
Steamアカウントの作成方法は?(公式ページ)

STEP3:好きな路線を購入しよう

トレインシミュレータ
Steamクライアントのダウンロードとアカウントの作成が終わったら、いよいよソフトの購入です。
検索バーに「JR東日本トレインシミュレータ」と入れて検索してみましょう。

「JR東日本トレインシミュレータ」には、基本パックとDLC(ダウンロードコンテンツ)の2種類が存在します。
■基本パック:4路線セット2,980円
・京浜東北線・根岸線(E233系) ・・南行 大宮~大船間(81.2km)
・東海道線(E233系)・・・・・・・下り 東京~品川間(6.8km)
・中央線快速電車(E233系)・・・・上り 高尾~八王子間(5.7km)
・大糸線(211系) ・・・・・・・・下り 松本~梓橋間(5.2km)

■DLC:1路線ごとに2,980円~3,980円
・東海道線(E233系)・・・・・・・下り 東京~熱海間(104.6km)
・中央線快速電車(E233系)・・・・上り 高尾~東京間(53.1km)
・大糸線(211系) ・・・・・・・・下り 松本~南小谷間(70.1km)
・埼京線・川越線(E233系) ・・・・下り 大崎~川越間(53.0km)
上記以外の路線も続々配信中!

基本パックに入っている4路線のうち、京浜東北線を除く3路線は一部の区間のみプレイが可能です。
全区間を運転したい場合や、基本パックに入っていない別路線を運転したい場合はDLCを別途購入する必要があります。
なお、DLC単体ではプレイが出来ないため、予め基本パックを購入しておきましょう。

支払いには、クレジットカードやPayPal、コンビニ支払い、WebMoney、銀行振り込み、Pay-easy、nanacoギフト、NET CASH、Steamウォレットなどの決済手段が使用可能です。
その他の配信路線はこちらからチェック!

STEP4:購入したらダウンロードが完了するのを待とう

トレインシミュレータ
基本パックだけでも30GBのデータ容量があるため、通信環境にもよりますがダウンロードには1時間前後の時間を要することもあります。
DLCも1つあたり20~30GBのデータ容量があるため、基本パックと併せてダウンロードする場合には、更に時間がかかります。
時間に余裕を持ってダウンロードしましょう。

STEP5:ダウンロード完了!思う存分プレイしましょう!

ダウンロードが完了したら、今日からあなたの部屋は乗務員室!
誰にも邪魔されることなく、思う存分プレイを楽しみましょう。

ただし、のめり込みすぎによる寝不足には要注意!
安全運転に努めていきましょう。

なお、シミュレータの操作はキーボードやマウスの他、一部のXboxコントローラー、PS5コントローラー、Switchコントローラーに対応しています。(対応していないコントローラーもあります。)
※「JR東日本トレインシミュレータ」専用のコントローラーは発売されておりません。

詳しい運転方法は、以下のマニュアルを参照してください。
JR東日本トレインシミュレータ 運転マニュアルはこちら

PCの購入はちょっとハードルが高いな…そんなあなたには体験施設「とよすなトレイン P318」がおすすめ!

PCの購入は少しハードルが高いけど「JR東日本トレインシミュレータ」を体験してみたいな、という方におすすめなのが、鉄道運転体験ハウス「とよすなトレイン P318」。

京葉線の車体を模したトレーラーハウスの中には、本物同様のマスコン運転台で操作が可能な「JR東日本トレインシミュレータ」が常設されており、思う存分に運転体験をお楽しみいただけます。
シミュレータのほか、HOゲージの鉄道模型を採用した「鉄道ジオラマ」も常設されています。

○設置場所
・JR京葉線 幕張豊砂駅前 徒歩30秒(とよすなうみかぜ広場)
○営業時間
・全日 10:00~18:00
○料金
・JR東日本トレインシミュレータ体験 10分 1,000円(税込)
・鉄道ジオラマ体験 3分 300円(税込)
※お支払いは、交通系ICカード(Suica等)決済のみです。

最新情報は、X公式アカウントをチェックしてみてくださいね。
「とよすなトレイン P318」公式Xはこちら

運転士気分をより一層盛り上げてくれるグッズも発売中!

シミュレータの運転には、気分をより一層盛り上げてくれるグッズも大切ですよね。
JRE MALLでは、そんな鉄道ファンの想いに応えるこんな商品も発売しています。
是非チェックしてみてくださいね。

①公式グッズ「JR東日本トレインシミュレータ 運転士スターターキット」

トレインシミュレータ 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS001-C020635/
JR東日本トレインシミュレータ初の公式グッズです。

「E233系モケットクッション」「白ナイロン手袋」「行路票」「乗務日誌」の4点がセットになっています。

①E233系モケットクッション
実際のE233系の乗務員座席と同一素材を使用しており、座り心地も抜群!運転の没入感を高めてくれます。
②白ナイロン手袋
乗務員が使用しているものと同一の白ナイロン手袋です。かっこよく指差喚呼を決めましょう!
③行路票
乗務員が使用する行路票をシミュレータオリジナルで忠実再現!時刻を確認して、定時運行を極めましょう。
④乗務日誌
実際に乗務員が使用している乗務日誌を同一メーカーで忠実再現!運転の際の要注意箇所は、手帳に書き留めておきましょう。
▶「JR東日本トレインシミュレータ 運転士スターターキット」はこちら

②時間に正確な日本の鉄道網を支える「懐中時計」

SEIKO 鉄道時計 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS001-C020101/
▲SEIKO 鉄道時計
鉄道時計と言えば、やっぱりこれですよね!
乗務員が肩身離さず持ち歩く鉄道時計です。
▶「SEIKO 鉄道時計」はこちら

③運転士と言えばこれ!「乗務員カバン」

パイロットケース(乗務員カバン) 出典:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS001-C020749/
▲パイロットケース(乗務員カバン)
運転士と言えばやっぱりこれですね。
乗務員が使うものとは仕様に一部違いがありますが、JR東日本の新幹線乗務員が使用する乗務員カバンの類似商品です。
▶「パイロットケース」はこちら
JR東日本トレインシミュレータの紹介記事はこちら
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